町田嗣樹研究員らの原著論文が Lithos誌 に掲載されました．

インド洋の中央に連なる火山の大山脈である「中央インド洋海嶺」では，今も新しい海底が生まれ続けています．この海嶺で採取された溶岩（玄武岩）の化学組成の詳細な分析と噴火の時系列的な変化を調べた結果、地球深部から立ちのぼる“マントルプルーム”と呼ばれる上昇流が上部マントルに運び込んだ「物質のムラ（物質・化学的な不均質性）」が、10 km 未満という非常に小さなスケールで分布していることを明らかにしました．

プレスリリース「マントルに広がる「物質のムラ」 その空間スケールを初めて物的証拠で特定―中央海嶺の溶岩が明かす、“均質化しやすさ”を秘めた上部マントルの実像―」はこちら： 

東京大学大学院工学系研究科プレスリリース

千葉工業大学プレスリリース